とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

四川料理のレストラン

中国人の職場の友人が”新しい四川料理のレストランができてとても美味しいから行こう。”と誘ってくれた。以前好きだった四川料理を出すレストランは残念ながら2年前に止めてしまったのでこの街では久しぶりの本格的四川レストラン。友人は5家族を誘って都合6家族で予約を取ってくれた。ほぼ貸し切り状態でディナー。
とても国際色豊かな集まりでイタリア、フランス、イングランド、日本、中国からの家族。さすがに6家族だと沢山注文できて色々な種類を食べることができる。
水煮牛肉、夫妻肺片(タンとミノで作る料理)、雲白肉、辣子鶏、青椒肉絲、担々麺、腎臓の炒め物、豚の胃の炒め物、魚のフライ、茄子の炒め物、いんげんの炒め物と思い出せるだけでもこんだけの料理が並んだ。そして辛い料理には本当にピリリとしびれがくるような花椒がきいていて、旨味もあって本当に美味しかった。花椒は最もピリリとするやつをわざわざニューヨークから取り寄せているそうだ。今日の料理は辛いもの好きの私には最高だった。
イタリア人とフランス人の近くに座ったのだが、彼らは内臓料理を喜んで食べる。アメリカ人の方が内臓と言っただけで敬遠する人が多いと思う。このグループでかなり人気があったのが腎臓の炒め物。臭みが完全に抜けていてとても上手に調理してあった。辛いソースともとても良く合う。
総勢25人でとてもにぎやかなディナーだった。おかげで色々な種類の料理を楽しむことができた。
それにしても良いレストランができた。シェフは四川から呼ばれてきたらしいのだが、かなり腕が良い。テーブルに挨拶に来てくれたので皆で拍手で迎えた。

イタリア人とフランス人に自転車の話をふったら予想以上に食い付いてきてなんだかものすごく盛り上がった。ヨーロッパでの競技自転車の人気は噂通りだった。結局今週末一緒に自転車で走る約束をした。
楽しい夜だった。