とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

トリュフづくし

昨日は思いっきりアメリカンな食事を楽しんだので、今朝は和風気分だった。
みそ汁を作って御飯の朝ご飯。みそ汁はタマネギ、椎茸、油揚げ、刻みネギ。
お土産にいただいた(これも保冷剤と一緒に持ってきていただいた)明太子登場。本場の明太子はさすがに美味しい。

ほうれん草のおひたし、昨日作っていただいたきんぴらごぼう、そして玉子焼きも焼いた。

かなり豪華な朝ご飯になった。

実は友人家族の日程が決まる前に、仕事場の食い倒れ仲間からレストランに誘われて予約をいれていた。友人が快く了解してくれたのでお言葉に甘えて息子達を預かってもらってレストランに行くことができた。息子達は”何が食べたい?”と聞かれて上の息子はオムライス、下の息子はラーメンと答えていた。せめて同じものをリクエストしてくれよと思ったのだが、息子達のリクエストの通りに作っていただいたみたいで、喜んで食べていたそうだ。その他いろいろなおかずを作ってもらって、しかもノンアルコールのシャンパンで乾杯までさせてもらったらしい。鶏の手羽の煮込み、切り干し大根の煮込み、高菜炒め、茄子の味噌味の煮物。実は私も後で味見させてもらったのだが、どれもとても美味しかった。残りは明日の夕食にさせていただく。滞在中息子達はとてもかわいがってもらって、明日からまたさみしくなりそうだ。下の息子は夜ベットに行くときすでにさみしそうだった。

私とかあちゃんは友人のご好意でディナーに行くことができた。有り難い。
ディナーはトリュフづくしのディナー。トリュフソルトは味わったことがあるが、トリュフの料理を味わうのは私もかあちゃんも初めて。
アミューズは小さなトリュフ入りクリームコロッケ。揚げたてのコロッケからフワッとトリュフの香。
サラダはローストした根菜とトリュフのサラダ。いろいろな根菜があったが特にビーツが絶品。

次にリゾット。これにはホワイトトリュフがスライスしてのっかっている。
それから牛ほほ肉のラビオリ。チキンレバーのソースでいただく。こちらにも黒トリュフがたっぷり。このチキンレバーソースが絶品だった。
そしてメインにはホロホロに柔らかく煮込んだ牛スペアリブ。セロリルートのムースとトリュフが絶妙の風味付け。

全体的に薄味でトリュフの風味を十分満喫できる構成になっていた。さすが我が街のシェフオブザイヤー。
さて最後のデザートもトリュフが入った三種類のデザート。トリュフはデザートにも合うのだなあとビックリ。結局この魅惑的な香は対象を選ばないのだなあと納得。

9時頃までには帰ってきて夜中まで友人家族と話が弾んだ。以前住んでいた街で知り合ったのだが、その頃から家族のようにつき合わせてもらっている。離れていても時々こうして会って時間を共有できる友人がいるのはとてもすばらしいことだ。