とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

初物のアスパラガス

今日は10時から下の息子、1時から上の息子のサッカーの試合。下の息子はサッカーの試合デビュー戦。下の息子のクラスは3対3でキーパー無し。グループの中で一番小さい下の息子は、突進力なら誰にも負けていなかった。しかも躊躇しないでガンガンとボールを取って突き抜けていく。この年齢だとチームプレーも何もないので6人が固まってボールを奪い合うのだが、そこから下の息子がスルスルと抜け出してボールを持ってゴールへ向かっていく。一人で10点以上決めていた。まわりの親御さん達もビックリ、なんだかすごいことになっていた。練習試合ではオウンゴールだろうが何だろうがとにかくボールを運んでシュートしていたが、今日はちゃんと相手のゴールに向かっていってちょっとホッとした。下の息子が活躍しているのを見ていて素直に”すごいなあ。”と言えてしまうのが上の息子の良いところだと思う。さて午後からの試合、上の息子のチームは今シーズン初勝利。上の息子もチームプレーを意識してがんばっていた。二人ともとても真剣にプレーしていてなかなか頼もしかった。

10時の試合に間に合わせるために朝早く起きてまずはファーマーズマーケットに行ってきた。この時期になると毎週のように何か新しいものに出会う。
まずはものすごい椎茸に出会った。”ちょっとしかとれなかったけど木で育てた椎茸は全然違うのよ。”と私達が牛肉を買っている農家のおばちゃんが椎茸をすすめてくれた。これが肉厚で重みがあってすばらしいもの。炒めても大きさがそんなに縮まない、身がつまっている証拠。

そして初物のアスパラガス。ストアでは一年中手に入るアスパラだが、私は地元のアスパラシーズン以外はほとんどアスパラを料理に使わない。なんかこの季節感が好きなのだ。しかもスジを取る必要の全くない甘みのある新鮮なアスパラは特別。今日はシンプルなバルサミコ酢のドレッシングでいただいた。

今日のメインは焼き肉丼。SKIRT STEAKという日本で言うはらみの部分を韓国の焼き肉のタレに漬けておいて焼いたものを丼メシにのっける。それから前述の椎茸、菜っ葉、そして最後に卵の黄身。肉厚な椎茸といい、ジューシーな肉といい焼き肉丼はとても楽しめた。

焼き肉丼に使った卵の黄身はとても小さいもの。産みはじめの鶏の卵は小さいらしい。私達が卵を買っている農家の方が1ダース1ドルで売っていたので面白そうだから買ってきた。味は大きいものと変わらない。写真左が普通の卵。

汁物はわかめスープ。ビーフストックといりこ出汁を混ぜた塩味のスープで旨味たっぷりだった。