とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

蕎麦を作って焼豚焼いて

上の息子は今日から一週間のキャンプ。湖のほとりにあるキャンプ場で一週間過ごす。いろいろな活動があるのだが、息子の選んだテーマは釣り。今日は皆で我が街から車で2時間離れたキャンプ地まで上の息子を送って行った。英語で良く使われる表現で”Middle of nowhere”というのがあるが、要するに何もない大自然の中にキャンプ地はある。息子の寝床も見ることができたのだが、簡易ベット(というか板)が入った大きなテント。一つのテントに子供達が8人寝ることになっている。キャンプ地の美しい風景を見て”私もここで一週間すごしてみたい。”と言っていたかあちゃん、テントを見て”私には一週間は無理だ。”と意見を変えていた。”息子よ、楽しんでこいよ。”と言って別れてはきたが、上の息子にとって一週間親元を離れるのは初めてで私達の方がいろいろと心配してしまう。息子のためにはその心配ををグッとこらえていろいろ経験させてあげなくてはならないとは思うのだが。にいちゃんのことが大好きな下の息子は別れ際に感極まって泣き出していた。
キャンプ場から家まで再び2時間のドライブをして帰宅。とても暑い一日だったのだが、一日中窓を閉め切っていた家に入って呆然。あまりの暑さに炊きたて御飯とかを食べる気がすっかり無くなってしまった。そこでキュッと水でしめた冷たい蕎麦を食べようということになった。前回6割蕎麦でプツプツになってしまったので5割蕎麦にしてみる。5割とはいえ全粒そば粉で作るとかなり色が濃い。前回箸で持ち上げると悲しいぐらいプチプチ切れたのに今回は切れない。つゆに浸してツルツルツルっと三回ぐらいすすれるぐらいしっかりとしていた。これぐらいの出来だと相当楽しんで食べることができる。買い置きしてあったトロロもすって蕎麦と一緒にいただいた。冷たいトロロ蕎麦は食欲を増進してくれる。

我が家でチャーシューと言えば煮豚チャーシューなのだが、たまにはいわゆる焼豚チャーシューを作ってみることにする。朝出かける前に黒豚肩ロースを醤油、ショウガ、紹興酒、ニンニク、ネギ、油、ごま油の液に浸しておいた。帰宅してからそれを炭焼きグリルでまずはこんがりと焼いて後は蓋を閉めて一時間ほどスモーク焼きにした。それを作っておいた甘辛いタレと練りからしでいただいた。煮豚も良いけど焼豚も相当良い。脂がトロリととろける肩ロースもすばらしかった。

後は酸味のきいた夏バテ防止メニューみたいなもの。キュウリとワカメの酢の物にしたりプチトマトとオリーブをバルサミコ酢でいただいたり。そういえばゆで卵の酢醤油漬けもチャーシューに添えた。それから作り置きしておいたカブの漬け物、これもあっさりしていていい。なんだかんだといろいろと食べた。今のところ夏バテは心配なさそうだ。