とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

昼間上の息子も下の息子も遊びにいって家にいないという状況になった。子供が大きくなってくるとこんな事も出てくるのだなあと思いつつ、かあちゃんと二人で近所に新しくできたインド料理レストランのビュフェへ下見も兼ねて行く。ビュフェなのだがナンはお客さんが入るたびにフレッシュに焼いてテーブルに出てくる。好感触。カレーは私達が好みの旨味があってわりとあっさり系。ライスもおいしく炊いてあるし、ディナーを試す価値ありと判断。家から2分のところにあるというのが便利。数種類のカレー、チキンのグリルなどを堪能してデザートまで食べてお腹が一杯。
昼間食べ過ぎてしまったので夜はあっさりといきたいなあと思ってストアで品を眺めながら歩いていたら”Buckwheat”と言う文字に目が止まる。Buckwheat, Buckwheatとしばらく考えて、”そりゃあそば粉だ。”と気がつく。いままで一度も作った事がないが急にそばを作ってみたくなった。いろいろなサイトをみてこのサイトhttp://www2e.biglobe.ne.jp/%7Esoba/teuti2.htmを主に参考にさせていただいた。
とにかく最初からそんなにうまく行かないだろうと思いつつ、一通りを経験する。今日はそば粉7割で挑戦。そば作りはかなり難しい。まとめるところまではかなりいい感じに行ったが、まずは延ばすのが難しい、そして麺を切るのも難しい。我が家の延べ棒がかなり短いのも難しさを倍増させている。ただそば粉に水を入れた時にすばらしい香りがしてきた。そば粉の香りっていいもんだ、人々がこだわるのが良くわかった。これを楽しめただけでも手づくりした価値があると言ったところか。

結局、麺は大きさがバラバラで比較的太めのかなり不格好なものになってしまった。歯ごたえはなんと表現していいのか難しいが、噛むとモチッと感じるが、腰があるのとはちょっと違って固め。それでもそばの風味と味はかなり楽しめる。そしてなんだか懐かしい味だ。私のばあちゃんが昔良く作ってくれたそばを思い出した。ばあちゃんは100%そば粉で作っていたと思う。正月に遊びに行くと私が好きだからといっていつもばあちゃんが手打ちそばを作ってくれたのだ。

麺つゆは出汁をタップリととって塩、醤油とみりん少々で味付け。つゆは相当うまくできた。自然の出汁だけでここまで旨味が出せたのは成功。最後にそば湯で割っていただいた。
そば、まあいろいろと研究してみよう。