とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

ironchef012007-03-01

実は昨晩食べる予定だった常夜鍋を今日いただく。ちょうど良いように半解凍しておいたとっておきの黒豚ロースは昨晩のうちにスライスしておいた。ちょうど良い時を逃すと薄く切るのが難しくなる。さすがに包丁で切るとムラが出来てしまうがかなりがんばったと思う。タレはポン酢とゴマだれを用意。日本に一時帰国したときにカボスのポン酢がずいぶんと美味しかったのを思い出したがここではカボスなど手に入らないのでレモン、ライム、ネーブルオレンジを適当に混ぜて作った。これはこれで悪くない。ゴマだれは砂糖、蜂蜜、醤油、砂糖、酢、味噌、すりゴマ、炒りごまで作る。最近かなり美味しい米酢を手に入れたのと、自家製の味噌、蜂蜜は地元の農家の純正のもの、かあちゃんの母ちゃんが送ってくれた金胡麻、などなど、たまたま良い素材がそろっていたのでいつもとはひと味違うまろやかな味のタレになった。

下の息子は肉をチキンと呼んでポン酢をつけてはガンガン食べる。常夜鍋は具はほうれん草と豚肉だけしかもスープは昆布と日本酒だけ。本当にいくらでも食べ続けられると思ってしまうのはこのシンプルさのためだろう。
豆腐が余っていたので皿ごと蒸して先日揚げ鶏に使ったねぎソースをかけていただいた。栗原さんの本に豆腐にも合うと書いてあったが、まさにそのとおりでとても美味しかった。蒸した豆腐は冷や奴とはひと味違って、これまた美味しい。上の息子は妙に気に入って二切れをぺろりと食べていた。

今日の鍋の〆はうどんをツルツルと。各自思いどおりの食べ方。かあちゃんと上の息子はポン酢とゴマだれを混ぜて、汁を入れていただいていた。下の息子はポン酢のみ。私は生卵に醤油。そこにアツアツをぶっかけてねぎと唐辛子。
お腹も一杯、体も温まった。やはり冬場はおでんとか鍋とかハフハフ食べる系のものが嬉しい。