とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

ironchef012006-06-06

週末ジンギスカンにしたラムの残りは挽肉にしておいた。冷凍した牛挽肉と混ぜてカバブを作る。むかしアラブ系の知人がラムとビーフを混ぜるとうまいと言っているのを聞いて、なるほど日本でハンバーグを作る時に合挽きを使うのと一緒だと思った記憶がある。肉はコリアンダー、クミン、ナツメグ、チリペッパー、胡椒、ショウガ、ニンニク、塩で味付け。イタリアンパセリとネギを細かく刻んだものを混ぜる。普段なら炭で焼くのだけれど今日は天気があまり良くなかったのでオーブンで焼くことにした。炭で焼いたらきっと中がもっとジューシーだったかもしれないが、スパイスの香りがしてなかなかうまいカバブができた。とにかくラムの肉の味がすこぶるいい。
細長く焼いたカバブは食べやすいように切って、レストランで出されるようにターメリックライスの上にのっけておのおのが自由に取っていただくようにした。冷凍してあったナーンもトースターで温めていただく。カバブをナーンで包んでいただくのもまたいい。
これだけだと水っぽいのものがほしくなると思ったのでスープも一緒に作る。タマネギをバターで良く炒めて、そこに水とコンソメ顆粒を入れる。そしてニンジンとブロッコリーを入れてグツグツと煮る。ブロッコリーがかなり柔らかくなるまで煮て最後にカレー風味と塩で味を調整。これが思いのほかおいしく、今日の料理に良くマッチしていた。上の息子やかあちゃんは実はこのスープが今日一番気に入っていたみたいだ。かあちゃんがおいしかったからぜひ日記に写真を載せるべきだと言うのでのせてみた。

夕食後に大きな音でサイレンが鳴り続けた。何かと思ったらトルネード警報。ニュースでもずっと雲の動きをリポートしていた。幸いこの街を通過することはなかったが、かなり恐かった。