とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

ironchef012006-04-16

いつもながらの日曜日。ゆっくりめに起きてきて、というか空腹で我慢できなくなった息子たちに起こされて、ブランチ。昨日の夜息子たちと作ったチリでチリドッグ。焼いたソーセージの上にアツアツのチリをたっぷりとかけてその上にチーズ。チーズはチリの温かさでとろりとする。チリドッグはすごく食べにくかったが、チリが手にこぼれ落ちるのもかまわずかぶりつく。手作りのチリは野菜もたっぷりでなんともおいしかった。クミン、オレガノ、ペッパーなどのスパイスの風味が非常にいい。もともと豆がそんなに好きでなかった私がまめ好きになったのはチリのおかげといってもいい。息子たちも自分達が手伝った料理を食べるのがとてもうれしそうだった。
ちょっと早めのブランチだったので3時頃お腹が空きはじめた。そこで最近気に入っているメキシカンパン屋さんに行く。ちょっと菓子パンを買ってという予定だったが思わずサンドウィッチも試してみたくなり一人分購入して家でいただく。一人分と言ってもとても巨大。セミタスという胡麻のまぶしてあるパンにカツのようなものが挟まっている。まさにメキシコ風カツサンド。アボガド、ハラペーニョのピクルス、ハム、ポークカツレツそしてとてもフレッシュなチーズ。そもそもどんなものかわからずに注文してカツが出てきた時はおどろいたが、これがすごくおいしいくて、私、かあちゃん、上の息子で一気に平らげた。サンドウィッチに合いそうだったのでチリまで一緒にいただいてしまった。

どうしてもケーキが食べたいと言っていた下の息子には一切れのケーキを買ってあげる。が、下の息子は上にのっていたチェリーと家で追加したチェリーだけ食べて後はいらないと言い出し、私の逆鱗に触れる。下の息子、私に延々と説教された挙げ句半泣きでケーキを食べていた。
そのほか明日の朝食用にカスタードロールとコンチャスというパンを購入。コンチャスと呼ばれるパンは実は店の名前にもなっていてメキシコでは相当ポピュラーらしい。かあちゃんが調べたところによると一説には日本のメロンパンの原型と言われてるみたいだ。

中途半端な時間にちょっと食べ過ぎたので夕食は非常に軽めにと思いうどんにする。いりこ中心の出汁をたっぷりととって汁を作る。お椀にアツアツの汁をちょっとそそいでそこへ水にさらしてしめたうどん、そしてスジ煮込み、刻みネギ、卵黄を。軽くまぜていっきにいただく。こりゃあうまい。息子たちも大喜びで、300gしかなかったうどんは一瞬で消えた。かえって食欲に火がついてしまった私達、今度は残っていたそばを茹でていただく。これも一瞬で消える。結局かなりの量食べてしまった。うどんやそばはいくらでも入る気がしてしまうから恐い。和麺ストックで唯一残っていたそーめんまで行ってしまおうかと思ったが思いとどまりデザートにメキシコパン屋さんでかったプリンをいただく。これがまた濃厚でとてもおいしい。