とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

ironchef012006-01-14

今日はシカゴまでお出かけ。元旦に一緒に食事をした時に友人から誘われていた。もとはといえば最近美味しいトンカツ屋専門店が出来たので行ってみないかということだった。とにかく朝早く出かけることになったので前の晩に鮭入りおにぎりを作っておく。息子たちはおにぎりが朝ご飯で本当にうれしそう。
友人家族と合流していざ出発。トンカツ屋さんには開店30分前に到着。ちかくのストアをぶらぶらとして時間をつぶす。そして開店と同時に店内へ、一番乗り。とうちゃんとかあちゃんは評判の黒豚ローストンカツ定食、息子たちはメンチカツ定食をわける。$1でみそ汁を豚汁にかえてもらう。さてトンカツだが肉がすごくジューシーで美味しかった。パン粉は生パン粉と思われる。キャベツも甘くて瑞々しいものがこんもりともられているし、豚汁は具沢山で非常にまじめに作ってあった。とにかくロースの脂と肉がいったいとなってジュワッとうまみがしみ出してくる。脂がとろけるようだ。ちゃんとしたトンカツ屋さんのトンカツ定食でうれしくなる。自分で作るトンカツに相当自信があったし、それで十分と思っていたけど、これはすばらしい。またシカゴに来る機会があったら来てしまいそうだ。店で食べるのってまた気分が違うもんだ。
昼食の後は、いろいろな食品店めぐり。なるべく地元では手に入らないものを求めていろいろな店をまわる。まずは日本人の方が焼いているパン屋さんでお惣菜パンをいろいろと。そのとなりの韓国食品店でナムルのセットなどを購入。そして本屋さんに立ち寄って日本の本をいろいろと購入。今回は2冊のレシピ集を購入した。どちらも写真がとてもきれいだったので気に入ったもの。
そして大きな日本食料品店で買い物。わが町でもかなりのものが手に入るが、まずみることのないアンきも(生)、アンコウの切り身、骨と皮も少々。切り身はこっちの魚屋さんでも売っているが、アンきもや骨、皮はかなり貴重。
そして買い物の最後にとても大きな韓国食品専門店。キムチやらバラ肉のスライスやらを購入。
趣味の合う友人と料理の話などをしながら食材を見ていくのは楽しい。
買い物ツアーを行っているうちにいい時間になったので夕食。夕食は韓国料理の店が集まったストリートにある韓国料理のお店。以前来たことがあるが、このお店のいいところは一品を注文すると本場韓国料理なみにものすごい数の小鉢が出されてくるところ。まずは友人一家で定番となっている韓国風お好み焼きから始める。かあちゃんは焼き魚に石釜で炊いた栗、薩摩いも、豆ご飯。ごはんを茶わんにもったあとおこげの部分にお湯をかけておこげの粥として食べるという逸品。私はタラチゲ(魚の入った辛いスープ)。息子たちはプルコギにトッポキスープを友人の娘さんとシェアしていただく。大量に運ばれた小鉢を楽しみつつ、あつあつ、辛辛のチゲを堪能。小鉢は本当に多様。カキの塩から、イカ、キムチ各種、小魚、野菜の料理各種。さらにサラダ、味噌をつけて食べる生野菜などなど。まさに韓国家庭料理の真骨頂と行った感じ。このお店のご飯の炊き方がこれまた最高。会話も楽しみつつゆっくりとほとんど平らげる。息子たちが食べきれなかったものなどはお持ち帰り。
”食”一色の1日でした。
帰宅したのは深夜。それから結果を知らないまま録画しておいたペイトリオッツのゲームをかあちゃんと観戦して落ち込む。