とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

ironchef012006-06-19

今週マーケットで買ってきたものの一つにバジルがあった。いい香りがプンプンしているし、葉が非常に立派。グリーンとパープルを一束ずつ買って来た。かなり新鮮だがもちが悪そうなのですぐ使ってしまうことに。先日使った豚肉の残りを使ってタイ風のバジル炒めを作る。具にはグリーンのバジルの他にタマネギ、タケノコ。ニンニクと唐辛子を刻んだものを炒めてあとは材料に火を通してからオイスターソースで炒める。最後にバジルをさっと絡めて完成。タイ風とはいっても普通はビーフやチキンが多く使われていてあまりポークは使われていないような気もするが、もちろんポークでも十分美味しかった。バジルの香りがなんとも食欲をそそる。
スープにはホット&サワースープ。日本では(きっと中国でも)酸辣湯と言うらしい。私達がアメリカに来た時に初めて飲んだ中華スープがこれで、それ以来かあちゃんの大好物の一つになっている。かあちゃんはあまりうまそうでないビュッフェでもこのスープがあると必ず飲むぐらいこれを愛している。私も結構好きだがかあちゃんほどではない。レシピはいろいろなところのものを参考にさせてもらった。ショウガと豆板醤をごま油で炒めてハム、長ねぎ、タケノコ、干し椎茸も一緒に炒める。鶏ガラスープ(市販品)を流し込んで豆腐を入れる。醤油をちょっとたらして胡椒をかけて、最後に酢で味付け。かたくり粉でとろみをつけたら最後にとき玉子を流し込む。香草(シラントロ、コリアンダー)をのっけて完成。このスープは相当おいしかった。最近どんどん辛いものが好きになってきている上の息子も喜んで食べていた。
今日の夕食は特にかあちゃんのツボにはまったみたいで、”気が付いたらごはん3杯食べていた。”と言っていた。最高の賛辞だ。

夕食後にはまだまだ沢山あるバジルの葉を全部使ってペストを作製。ニンニク、アンチョビ、松の実、オリーブオイルをミキサーにかける。最後にパルメザンチーズを入れてもう一度ミキサーをかける。使ったオリーブオイルの量を見るとちょっと恐いが、なんともいい香りのするペストが出来た。これは明日の夕食に決定。
面白いもので私は最初はあまりハーブ類がそんなに好きでなかったのだが、ハーブ類を使ったおいしい料理と出会ううちにどんどん好きになってきて今では欠かせないアイテムの一つになった。