とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

ironchef012006-04-25

土曜日のファーマーズマーケットで鶏を放し飼いで育てている農場のブースを発見。冬の間はご無沙汰していたので久しぶりに丸鶏を購入しておいた。冷蔵庫でゆっくり解凍して今日が食べごろ。昼からどうやって料理しようかなと考えていたが、カリカリの皮を楽しもうと、結局シンプルに炭焼きにすることにした。テーマは皮を楽しむなので、ばらす時に胸肉にも皮をつけておく。アメリカのスーパーではまず皮付きの胸肉は売っていないのでこれは自分で解体することの特権。手羽とドラムスティックは塩でぱりっと焼く。もも肉は帰宅してから急いで作ったタレ味で味付け。胸肉だけは洋風のスパイスミックスで味付け。味付けの変化も楽しむ。厚めに切ったキャベツを下に敷いて福岡の焼き鳥屋さん風(行ったことは無くて、聞きかじりなのだが)。キャベツは友人が送ってくれた”キャベツのウマダレ”をつけて肉の合間にムシャムシャといただく、これがまたうまい。
放し飼いで育った若鶏は相変わらずとてもおいしかった。本当に久しぶり。肉は結構歯ごたえがあって、噛むと肉汁が飛び散らんばかり。胸肉でさえジュワーーっと肉汁がしみ出すジューシーさ。もも肉のうまさに魅せられてしまった上の息子はひたすらもも肉を食べる。下の息子は手羽とドラムスティック。息子たち相当感激して食べているので思いっきり楽しませてあげようと私とかあちゃんは胸肉を中心にいただく。胸肉もそれは普通ではないのだが、ちょっとだけ食べたもも肉はは最高にうまかった。もちろん残った分を明日の弁当にというもくろみはもののみごとに消滅。

鶏尽くしな夕食になった。ささ身だけは酒蒸しして明日いただく予定。