とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

ironchef012005-12-25

朝起きると息子たちは真っ先にツリーへと。そこでみなさんがくれたプレゼントを開く、エキサイティングな瞬間。特にサンタクロースの概念をきちんと理解してはじめてのクリスマスを迎えた下の息子の興奮はすごかった。午前中はそれぞれプレゼントで遊びまくる。上の息子がもらったスノーボードを家の横の坂で試したりしていたので、みなで雪としばしたわむれる。
昼間はのんびりとすごして、少し早めにディナーの準備。いつもばらして食べている地元産のフリーレンジ(放し飼い)で育てられた鶏、いちど丸焼きで食べてみたいと思っていたのでクリスマスはいい機会と先週のマーケットで購入しておいた。冷凍してあったものを今日に間に合うようにゆっくりと解凍。鶏についてくる砂肝、レバー、ハツをフードプロセッサーで細かくしてタマネギなどと炒めさらにごはんを入れて炒める。これをスタッフィングにする。はじめて試したので不安だったが、なかなか美味しかった。実は先週水の量を間違えて少なめにして炊いてしまった御飯があった。半合分の違いだっただけで食べて食べられなくはなかったがスタッフィングにして汁を吸うと丁度良くなりそうだったのでこの日のために冷凍しておいた。ライスを詰めた鶏はローズマリー、塩胡椒をしてさらにオリーブオイルを表面に塗ってオーブンへ。鶏から出てくるスープで下の部分の皮が柔らかくならないように水を吸い込ませた割り箸でやぐらを作って鶏をのせる。じっくりとローストして食卓へ。鶏を焼いている間にスープを作る。ベーコンを軽くいためそこにチキンブロスをいれさらにタマネギ、ニンジン、ジャガイモ、グリーンビーンをいれる。昨日食べたグランパの作ったハムと煮た野菜たちがおいしかったのでまた似たようなものを作ってしまった。チキンが焼き上がったら息子たちがジュースで、私とかあちゃんはシャンペンで乾杯。スパークリングワインは4分の1サイズのものを購入してとりあえず気分だけ味わう。お気に入りの鶏肉はローストしてもジューシーで味が濃くておいしかった。モモはもちろん胸肉もパサつかない。上の息子はパリパリとした皮を喜んで食べていた。さてデザートにはサバランをつくる予定だった。以前作ったのをかあちゃんが気に入っていてリスエストされた。が、昨日3時前にパン屋がしまっていてちいさなブリオッシュを買うことができず、とあるストアで巨大なものをやむなく購入。クリスマスケーキは巨大サバランに。子供も食べるのでお酒のアルコールは熱して思いっきり飛ばして風味だけを味わうようにする。味はよかったけどかなり脅迫感のあるでかいケーキ。見かけいまいち。デザートはちょっと苦手。あまりにでかくて食べきれず、明日のデザートもサバランに決定。

食後はみなでボードゲーム。息子たち一日中なんだか楽しそう。いいクリスマスでした。