とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

アリゾナの遺跡とうまいメキシコ料理

この時期のアリゾナは日中の気温が40度近くに上る。なのでサッカーの練習や試合は朝早くと夕方に行われるようだ。

下の息子の朝のセッションを見学してから自由時間。かあちゃんが”こんな場所があるよ。”と見つけてくれたのが、歴史的建造物。これがCasa Grande=Great Houseと呼ばれる建物で、私たちが泊まっている街の名前の由来らしい。700年前に建造された4階建ての建物はかなり崩れ落ちてはいるもののその大きさは想像できる。こういう歴史のロマンは大好きだ。当時作られた運河や農地の素晴らしさや、なぜその街が滅びたのかのミステリーや多くのことを学んでいい時間を過ごすことができた。砂漠の中にできた古代の街のことをもっと知りたくなった。下の息子がここに決まったらアリゾナの遺跡巡りとかしてみたいなと思った。

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そして遅めのランチはかなり豪華に。実はこの街、4、5年前に一度下の息子のサッカーキャンプできたことがある。その時に訪れたメキシカンレストランは私とかあちゃんの間で度々話題にのぼるぐらい気に入った。今回の旅で絶対に行こうとかあちゃんと決めていたのだ。ここの何がすごいかというと、本場のシャビシェ。生の魚やエビをまさにライム果汁だけで調理した大胆な料理。

エビのシャビシェ。トスタダスというコーンのせんべいみたいなものにのって出てくる。

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白身の魚のシャビシェ。

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そしてエビのアグアチレと呼ばれるちょっとスパイシーなシャビシェの一種。これなんかエビがほとんど生、他で見たことがない。でもここへ来たら、そんなこと気にしないでこの味を楽しむのだ。

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そしてメインにメキシカンな揚げた魚。この魚をトルティーヤに包んでいただくと最高。

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ああ、やはりこのレストランは素晴らしかった。本場のメキシコ料理って本当に美味しいのだ。5年前と全く変わっていない。素晴らしい時間でした。

 

ちょっと休んで夕方、下の息子の練習試合。別にゴールの数だけで合否が決まるわけではないだろうが、その試合で2ゴールの下の息子、結構目立っていたかな。ディフェンスではなんども名前を呼ばれて”もっとプレッシャーをかけろ”ってやたら怒鳴られていて違う意味で目立っていたけど。まあ名前を覚えてもらっているのはポジティブだと思う。それにしてもトライアウトでガンガンと怒鳴ってくるこのコーチ嫌いじゃない。ちょっとおぼっちゃま君なところがある下の息子には怒鳴るけどカラッとした感じのコーチがあっているような気がする。

ランチが重めだったので、夜遅くなったディナーは軽め。メキシカンホットドックの屋台を見つけたのでホットドックをテイクアウト。そして昨日のメキシカンモツ煮込みの残りをいただいた。

メキシカンホットドックの屋台は大繁盛しているみたいだった。パンがメキシカンブレットで日本のコーンマヨネーズパンとかの生地に似ている。しかもマヨネーズを使っているのでまさにコーンパンにソーセージが入っている感じ。これがまた美味しい。メキシコ料理万歳って感じの旅行になった。

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