とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

青魚万歳

昨日夜中に帰ってきた下の息子はなかなか起きてこない。それでも今日から冬時間になったので一時間得をした。
下の息子が起きたら日本のスーパーに寄ってから帰宅。実は上の息子が食料品の買い出しをしたいというので、車を借りに来た。そんなわけで一緒に夕食。
今日は新鮮な青魚がスーパーで充実していた。
鯖はおろしてから唐揚げにした。油淋鶏の時と似たようなソースでからめた。上の息子が思わず”うまい”と唸っていた。新鮮な鯖って本当に美味しいのだ。上の息子は大学に入ってからの方が家庭の味のありがたみを感じるみたいだ。


下の息子が食べたいと言ったのでさんまも買ってきた。さんまは日本から来た生サンマ。値段が異様に高いので息子たちだけにあげることにした。サンマは東京で貧乏生活していた時にはとても安上がりで助けになっていたのだが、日本から送られてきたであろう生のサンマはアメリカでは高級魚だ。でも青魚の美味しさを息子たちにも知ってもらいたいので、ちょっと奮発。

かあちゃんにも何が食べたいか電話で聞いたら、家庭的なものというので、豚汁。水曜から別々に暮らしているので家庭的なものが食べたいと思ったのだろう。具はごぼう、人参、里芋、こんにゃく、もちろん豚肉、玉ねぎ。久しぶりにごぼうを買ってきたのだが、ごぼうの旨味がスープに出て美味しい。

レンコンは厚切りステーキ。軽く蒸してからカリッと焼きあげる。ソースはベーコン、玉ねぎ、大根の茎をバター醤油風味に炒めたもの。

上の息子も来るというので急いでもう一品、雲白肉も作った。バラ肉をちょっと蒸しすぎて柔らかくなり過ぎてしまった。この柔らかさは煮豚チャーシューのようにした方が良さそう。

上の息子がアパートに帰った後下の息子がしみじみと”にいちゃんが一緒にご飯を食べると楽しいな。”と言っていたが、やはり家族全員が揃うのは楽しい。気がつくと私も張り切って、品数が多くなりがちだ。