とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

スープへのこだわり

下の息子が胃酸過多と診断されて刺激物をなるべく避けるようにし始めた。胃の調子が悪いと言っていた12月の初め頃から、よくなったり悪くなったりしていたのだが、お医者さんに見せたら胃酸過多だと言われたのだ。実は私は中学生ごろからひどい胃酸過多に悩まされていたので、これも遺伝なのだ。最近は胃酸過多を抑える薬もかなりいいらしいのだが、料理の方も少し気を使うことにした。私はスープをよく作る。せっかくなら良質な栄養素もスープから摂りたい。
昆布と鰹は水出しで一晩かけて出汁を取る。水出しをしたらコーヒーフィルターで濾して完成。なんと表現したらいいのだろうか、水出しでとった和風出汁は雑味がなく、澄んだ味がして、素晴らしく美味しいと今更ながら再認識した。
下の息子の朝のトレーニングの後の食事はその出汁を使った米粉ヌードルとエアフライヤーで揚げた豆腐。油も抑えるためにエアフライヤーは活躍。

夜は丸鶏を買ってきて肉は回収したら、あとはガラスープへ。野菜もたっぷり、そしてあさりも足して弱火でじっくりと煮込んだ。それで黄金スープができる。


これを使ってまずはタラとパスタの一品。パスタはグルテンを使っていないレンズ豆のパスタ。グルテンがないほうがいへの刺激も少ないし、レンズ豆のパスタはたんぱく質が多い。下の息子には使わなかったが私達はパプリカでアクセント。

消化が良くて良質のたんぱく質が摂れる工夫をしてみた。まあ、薬がよく効くみたいなので、良くなってきたらそれほど気にしなくてもいいと思うのだが、胃を休める日みたいなのも必要かなと思った。これは私たちにも結構いい気がする。