とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

和風ステーキ

下の息子は朝のトレーニング開始。そんなわけで、たっぷりの朝ごはんも開始。今日はスペシャルスタミナ丼。豚肉のスライスをたっぷりの刻んだニンニク、生姜、ネギと一緒に少しだけつけておいて甘辛いタレで焼く。疲れに良い豚肉とニンニクの組み合わせを意識した。ご飯に合うのは当たり前。

上の息子の期末試験、家でやるレポートを残して終了。そんなわけで仕事帰りに寮から拾ってきた。
結構遅くなってしまい、下の息子もお腹を空かせて待っていたので、サクッとステーキにホタテのベーコン巻き。ステーキはニンニク醤油と大根おろしに刻みネギ。ちょっと和風なのがご飯に合う。ステーキは草だけ食べて育った牛の肉。歯ごたえがあるが、赤身の旨みも強い。

上の息子には小さい時から一度も勉強を教えたことがないのだが、それでもよくできる。大学に入ってからもこれまで全部A。仕事もしているし、趣味のサッカーもしているし、それほど苦しんでいる風もない。その代わり、自転車の乗り方を習ったり、自動車免許を取ったり(実技)、サッカーチームのトライアウトで苦労したり、友達を作るのに苦労したり、他のことではかなり苦労してきたと思う。逆に下の息子は運動神経は抜群。幼稚園からサッカーをしているが、もちろん私が教えてきたわけではない。それでもグングンと伸びていった。サッカーの技術に関しては教わればその日のうちにほぼ必ずマスターしていた。下の息子は社交性もあり誰とも簡単に友達になれる、自転車だって上に乗せて走らせたら、すぐその日のうちに乗っていた。その代わり、勉強はそんなにできない。壊滅的ではないが、上の息子を見てきたので、かなり差を感じる。ここでは苦労していて、下の息子のコンプレックスになっている。だからこそ、二人とも一つの価値観で育てないように努力してきた。勉強ができればえらいってものでもないし、サッカーができればいいってもんでもない。でも勉強が得意であればそれを生かして生きていけばいいし、サッカーが好きだったら思いっきりやればいい。我が息子たちは仲がいい。お互いの違いをとてもリスペクトしている。夕食後に楽しそうに話ししている息子たちを見ていて、そのところだけはよく育ってくれたなとちょっと嬉しくなった。