水煮牛肉

無性に辛いものが食べたくなった。ピリッと辛いぐらいではなくて、食べると汗がドッと噴き出してくるぐらい辛いもの。というわけで四川料理の水煮牛肉。レシピはこれ【はじめての四川料理】水煮牛肉と夫妻肺片を参考にさせてもらった。ニンニク、ショウガ、豆板醤を炒めてそこへチキンブロスを流し込む。そして野菜をグツグツと煮込んでいく。この時点での野菜は白菜、ターツォイ（青菜）、セロリ。いい感じに煮えてきたら酒、醤油、片栗粉にしばらく漬けておいた肉をさっと煮込む。酒に漬けておくと肉はかなり柔らかくなる。そして最後にネギ、胡椒、たっぷりの唐辛子を投入して、油を流し込んだら完成。唐辛子はこれでもかと入れた。今回は躊躇せず油を沢山入れた。調味料に甘味はないのだが、野菜の甘味が良いコントラストになる。ハフハフしながらかあちゃんと汗をかきかきいただいた。そう、こんなのが食べたかった。

上の息子は友人宅にお泊まり。さすがに水煮牛肉は辛すぎるので下の息子には同じ肉を使ってサイコロステーキを作ってあげた。
それから我が家の定番とも言っていいカブと油揚げの炒め物。相変わらず甘みがあって美味しいカブだ。

残ったチキンブロスでレタスと海苔のスープ。たまたま長いこと放置されていたレタスの芯に近い部分を発見したので使ってしまうことにした。海苔のスープは私の好み。

今日米を炊こうと思った時に使い切ってしまったのを思い出した。棚には友人からもらったタイ米らしきものがあったのでそれを炊くことにした。友人が”間違って買っちゃったのだけど私の好みではなかった。もし良かったら試してみて。”と言ってくれたもの。炊けてから食べるまで気がつかなかったのだが、食べてみてなるほど友人がちょっと違うと感じたわけだと合点。これはタイ米のもち米だった。辛いタイ料理と一緒にいただくと最高に旨いやつだ。なので、辛い水煮牛肉とも相性抜群。なにより私はもち米が大好き。大喜びでいただいた。なんともタイムリーなお米だった。